セガカラforドリームキャスト

例えカラオケが好きだとしてもセガカラのファンではないことを予めお断りしておく。

セガカラforDC本体セガカラforDC本体

セガカラforDCの本体ですが、コレって、その昔セガから発売されたメガCDにそっくりな仕様…。
ゲーム機本体の拡張端子を使って拡張機器と接続し、拡張機器はゲーム機本体の下にドッキングするという形。
さらに接続するにあたり、AV OUTと電源も多段接続になるという、これまた古典的な接続をしなければならないという…。
この辺りはオーバーレイ型のグラフィックアクセラレータとかと似たようなものなのだろうけれど…。
ちょっと野暮ったい。
まぁ、メガCDの時は電源が多段ではなく別途だったのでACアダプタが増えるという仕様だったのが改良されたとも言えるかな。
だた問題はセガカラforドリームキャストはVGAボックスだけでなく、S端子ケーブル非対応という点。
歌う気がないなら、DC本体からのAV OUTをそのまま繋げておいても大丈夫なんだけど…。
ようは、DCとセガカラforDCを接続するケーブル及び、又はセガカラforDC内部の結線に問題があるのではないかとは思う。
実質音声だけだと思われるので別途ミキサーを用意すればVGA、S端子で使っても良いだろう。
…あー、当方は歌う気がないので、別に何もする気はありませんが。

付属マイク付属マイク

かなり本格的なマイクが一本付いていたりして。
とはいえ、業務用のものより簡略化されている点及びケーブルがそれなりになっている模様。
主にマイク本体とケーブルは直付けとなっており、キャノンジャックには対応していなかったりします。

勝手にレビュー

さて、外観等は、これ以上気にしても仕方がないので、実際に使ってみた感じを。

操作はWebへのアクセス(ホームページ)とセガカラforDC(カラオケ)にわかれており、それぞれ連携して操作する形となっているようだ。
だた、それぞれの操作を切替える際にはタイトル画面まで戻らないとならないので極めて面倒くさい。

このセガカラforDCはセガカラを使う際に歌の曲番を数字で入力する必要があるようになっている。
このあたりはセガカラと同じなんだけど、これが問題。
曲番が判っているのならなんら問題はない話だが、すべて覚えているようなヤツはそうそういないだろう。
ここでカラオケ屋なら曲番を記載している楽曲の一覧となる冊子があったりするので、それを見れば済むのにこれにはない。

ここでセガカラforDCのホームページを使うことになるわけ。
そう、そこで歌いたい曲の検索が出来るという仕組み。
検索した曲はVMに登録できてカラオケをする際に呼び出すことが出来るようになっていて、それなりに便利。
ただ、検索は曲名か歌手でしか検索できなかったりする。
なのでジャンルや名前順の一覧を出してくれるという機能はないようだ。
この仕組みの場合には歌いたい曲がはっきり決まっているときはいいんだけど、そうでない場合にはちと使えない…。
この辺りはカラオケ屋にある冊子を見習って欲しいゾと思う。

総合的にみて、純粋にセガカラとしての動作には問題はないが、一般利用を考えた場合に楽曲の検索が必要であり、そことの連携が悪く使えないと言える。
なにより当方はBGMとしてセガカラを利用するつもりなので出来れば広い範囲で適当に楽曲を流したいと思っているのだが、この曲番を見つける苦労するので、あまり利用しないのではないかと思ったりする。
まぁ、BbAに対応しているので電話代に関しては考慮しないで済みそうなあたりは良いだろう。

お得度

周辺機器としてはかなりレアに近いと言えるので、持っていてもいいだろう。
ただし現在においては本体と同額程度するものとなっており、極めて高額である。
また現時点ではカラオケが無料で出来る期間であるので、それを過ぎてからではお得度はない。
そう考えると、かなりお得度が低いアイテムである。

ご家庭で歌うためにはそんなことを気にもしないというのであれば、購入しても良いのではないだろうか。
ま、近所迷惑にならないよう気を付けて。
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