RIOWORKS
PDVIA-LSについてのちょっとしたワナについての報告である。
たぶんこんなんにハマレル馬鹿はいないだろう、と思い書く。
RIOWORKS製
- ケース
このマザーは比較的横幅が広いため、普通のミドルサイズのPCケースには入らない。
大方で5インチベイにぶつかってしまう。
とりあえずAcer系のAopen "HX48"には収まった。
- BIOS
購入当時のBIOS(1.40)ではOn BoardのSCSIとLANを認識しているのかどうか怪しく、挙動がおかしかった。
またマニュアルに記載されているSCSIの画面がナイという相違点が見られた。
そんなわけでWindows2000のインストールでSCSIドライバをインストールした時点でブルーバック画面を拝むことができ、やはりこのOSはNT系だなと再認識。
それはそうと、BIOSを現バージョン(1.50)ではきちんと動作しているようなのでさっさと入替えてしまうのが吉ではないか。
URL:RIOWORKS BIOS Download(ver1.50)
- Boot CD
このマザーに搭載されているSCSIであるが実はCDロムドライブからのブートには対応していないようである。
ATAPI接続のCDロムドライブからであればブート可能である。(これについては余談あり。)
真面目にそういう仕様なのかどうか気にはなるが、どうにもダメなのできっとそうなのだろう。
- AGP
Windows2000を利用する際にVIAチップセットを用いている場合に
AGPグラフィックカードの利用時にハングアップする可能性があることが既知の事実であるとのこと。
URL:Microsoft Support
上記のURLからパッチをダウンロードすることができるので参考にされると良いだろう。
さて、そんな話らしいのだが手持ちのMatroxのG400MAX(DUAL HEAD)では、それを入れてもハングアップしてしまう。
とりあえず
- Microsoft Windows 2000 Server
- Microsoft Windows 2000 Advanced Server
ではだめであった。
一応、S/U/M/A/のPLATINUM geoforce2MXでの利用が可能なのでなんとか凌いではいる。
- 余談1(S/U/M/A/)
実はWebにあるドライバよりも付属のCDロムのドライバの方が最新である。(2000/12/01当サイト調べ)
またTWIN VIEWとして利用しようとした場合、付属のドライバでは各画面あたり1024*768の16bitまでしか使えないようだ。
またnVIDIAのドライバを利用したら初期値である画面の周波数がかなり高くなり液晶ディスプレイでは範囲外となり映せなかった。
性能の良いブラウン管ディスプレイが必要であるようだ…。
- 余談2(RICOH)
OSをインストールする際にSCSIからブート出来ないのでRICOHのDVD&CD-R/RWのコンボドライブ(MP9120A)を用いて行うことにしていた。
ところが、このドライブ、壊れていた。(具体的には根本的な壊れでなく頻繁なリードエラーというものであった。)
さて、RICOHのリテール品であればこの場合、交換してくれる。
URL:RICOH 問い合わせページ
TEL:0120−000475
で問い合わせができるぞ。
いつもはリファレンシャルな環境を構築しているのでこのような事態に陥ることは無かったのだが、たまにはいいかと思ったわけだ。
まぁ書いてみるとそれなりのことしか無いようだし、普通程度のはまりだろう。
しかしながらコレがファーストマシンだとすると洒落にならない…。