世の中には正規に2枚の定期券を利用せざるを得ない人というのがいるもので、自身もそうでした。
さて2000/10/14に、関東の鉄道各社がパスネットなるネットワークを構築するのに併せてフェアスルーシステムも導入されました。
今回、自身がまきこまれることになったフェアスルーシステム、貴方は大丈夫!?
まず今回導入されたフェアスルーシステムでは入退場記録を利用して不正がないかをチェックする仕様のようです。
ただこの場合に他社線との相互乗り入れなどの関係で定期が2枚となってしまった場合に入場と退場で異なる定期となってしまう場合があるため、東武は新型改札を投入したようです。
この新型改札の仕様は2枚の定期を同時に入れることが可能で他社線の入退場記録を使う事ができる仕組みを取り入れ正規利用者の利便性の低下を防ごうとしたようです。
営団線では精算機で2枚の定期券を入れる方式を採用しているようです。
自身としてもこのようなシステムを導入する事自体はキセル防止に役立つの良いかとは思ってはいるのですが、同仕組みが働かない定期の組み合わせがあったらどうするのかと気にはなっていました。
それ以外にも問題があるのですが、それ自体はお金と時間さえされば確実に解決できるのでここでは省きます。
さて考えていたとおり、正規利用をしようとしても駄目な場合があるという予想が的中し、自身がまずその餌食と相成りました。
どうもこのシステムでは
東武本線定期
と
営団全線定期
を組み合わせた場合に
入退場が出来ない
ようです。
ただこれは自身の体験ですから、必ずというわけでもないのかも知れません。
感じた雰囲気では今回の問題は全線という辺りなのではないかという気はします。
営団側の定期情報を同システムで見せてもらったら******となっていましたので目一杯怪しいことは確かです。
実際のところキセルと縁遠いことだけははっきりしているので、東武の駅にて手持ちの東武側定期券の情報を書き換える事にしたようです。
正規利用者の利便性の低下や苦情になるのだけは避けたいという駅員の思いがあるようにも思えますし。
というわけで東武側については入退場がフリーと相成りました。
ただ嬉しくないということは確かです。
どうもシステムの裏という感じがどうにもすっきりしないのです。
結果的にこれでまた不便になったような気がするのはなぜでしょうかね。
ところが
話を伺うと、この処理は定期券を購入するたび(継続も同様)に駅窓口(定期券発売所にあらず!)にて行う必要があるそうです。
なんか面倒な処理が増えただけでやはり嬉しくない話だったということが判明し、無念の意を表明せざるを得ません。
せめて定期券発売所だけで行ってもらえるようにしてほしいと思うのだが、出来ないのでしょうか?
ははは。
やはり不便になっただけの話みたい。
この話の続きは定期券継続時ですかね。
関連コンテンツ:あんフェアースルーシステムつづき
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